みんなで作るコンテンツ
(3.エコマネートーク IN 富山)

○ エコマネーの運営管理は?
姫路の千姫は、10月からエコマネーITシステムをつくった。
他のエコマネーにもASPサービスで提供。
加藤は、ピア・トウ・ピアでやりたい。

  • 「エコマネーのしくみ」はまだ固い。
     姫路では、実験期間後も、活発に行われている。

  • ネットだけではやらない。 フェース・ツー・フェースでやる。

○ エコマネーの発展段階
エコマネーは、地域通貨を超え、共同の市民社会を創りうるもの である。

第1段階相互交流 行政、 市民は縦割り。
商工・福祉・環境など横のつながりを遮断してきた。
エコマネーは異分野をつなぐ。
環境から福祉〜教育などと流れていく。
第2段階課題発見
  • 町づくりのノウ ハウをエコマネーの方法で、みんなで共有できる。
    公共工事で3000万円かかる公園を、みんなでグラウンドワークし50 万でできる。
  • 介護保険制度
    お金が少なくて済む。
    介護収支が改善するというベンチマーキングをする。
    こうすると行政が動く。
第3段階協  働行政、市民によるまちづ くり全体への取り組み。
コミュニティ・パートナーシップの構築へ
  • 三鷹市の例では、市民全体が「みたか市民プラン21」をつ くった。
    市民、産学官が連携し、G−NPOをつくる。
  • 世田谷区、宝塚市では、数万人の参加をめざしていく。

○ エコマネーの多様な還元メニュー 6つ


マネーコミュニ ティ・ビジネスによるマネーの循環
ポイント・共通商品券割引ポイン トや商品券の導入
ボランティア・ポイント(コミュニ ティ・ウェイ)
ボランティア活動に、商品サービス割引
エコポイント買い 物袋持参等に、 商品サービス割 引
エコマネーポイント買い物袋持参 等に、コミュニ ティサービスに交換
エコマネー各種の コミュニティ活 動を交換(相互扶 助)


それぞれの長所、短所を生かしながら組み合わせるという発想が必 要。
位置づけ (上から) 消費者 〜 貢献者 〜 創造者
              地域経済活性化  〜  コミュニティ形成力

日本にも貢献者、創造者を求める人々が結構いる。


▼ 世田谷区の「こみゅにてぃポイント」
ダイヤスタンプ商店街で買い物
エコダイヤ商店街の貢献活動
ふれあい切符

以上は、お金と互換性がある。
エコマネーからコミュニティポイントは可能。逆は不可。

こうした共存に異論をはさむ人には、生態系は多様という比 喩を使っている。

エコマネーは、鮎の済む清流
ポイントは、鯉の住む少々濁った池
お金は、ドジョウの住む泥水

それぞれが大切であるが、水の流れは、上流から始まっている。

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