みんなで作るコンテンツ
(3.エコマネートーク IN 富山)

<資料に基づいて説明>

○ 世界での地域通貨の状況
  • 世界的に地域通貨が増加し、いろいろな形がある。
  • 世界通貨を目的別に分けると・・

    1地域コミュニティの再生 エコマネー、タイムダラー(時間預託)など
    2地域内の資金循環の構築 マイケルリントンのLETS
    3国民通貨の破綻による アルゼンチンのRETから州債
    4グローバル資本主義への対抗 但し、フレンドリーフェ―バーは、ネットオークションに近い
    5その他 ふれあい切符など


○ 日本の地域通貨の状況

  • 日本では、97年に加藤が提唱し、99年には富山でも講演。
     現在、地域通貨は200、エコマネーが130ほど。

  • 日本の政府の取り組み

    厚 生労働省 地域ごとに「地域福祉計画」をたて、
    与えられる福祉から、参加する福祉に変えていく。
    評価するシステムを・・・。そこでエコマネーを導入する。
    環  境  省 法律で 「環境保全計画」の中でパートナーシップ
    文部科学省 「青少年 ボランティア活 動」で・・・。賛否両論ある。
    単位で釣るのはいけない。そこでエコマネーを導入と言っている。

  • コミュニティビジネスやファイナンスとの提携も出てきた。
     「週間エコノミストの新年合併号」に「信頼の力」をと主張した。

  • 日本では、多くのエコマネーが出てきた。
     エコマネーは近間(ちかま)にないと理解できない。

  • 日本地図に落としてみたが、平面に書き表せなくなってきている。
     固まりとして、いくつもできてきた。
     富山 ・ 群馬 ・ 兵庫 ・ 神奈川 ・ 青森。

  • 青森県上北町は、町長選挙でエコマネーの導入を挙げて当 選。
     地域の特色づくり。町の名称も変えていこうという考え方。
     日本一の「しじみ」の産地だが、生活排水で汚している。
     食品のトレーサビリティが言われている。安全は当然だが、更に温 かさが大切。
     湖の水もきれいにして、そのブランド価値を消費者の方に買ってい ただく。
     究極のブランド価値は、エコマネー。

  • 田中康夫(長野県知事)さんは、公約の中で、エコマネーについ て、他県にない
    骨太の取り組みをしたいと、言っている。

  • 兵庫県は、参画と協同に力を入れている。
     阪神大震災の10年を記念し、2005年1月17日に、全世界にア ピールしたい。

戻る 進む